【アラフィフを生きる】定年前後に始める男の趣味5選

アラフィフ

定年が近くなったら趣味を持とう

定年が見えてきますとそのあとの時間の使い方が気になりますね。働きづくめでこれまで来たというひとは趣味などないかもしれません。私もどちらかと言うとその一人です。

ですが、それでいいのかと言うとあまり良くないと思っています。何らかの趣味を持っていた方が人生が豊かになりますし、心身ともに健康を保つたため何かあったほうがいいと思います。

そこでこれまでいろいろな本を読んだり、先人から見聞きした経験から定年後前後に始める趣味としてはこれがいいのではないか、というものを5つほどあげてみたいと思います。



続けないほうが良い趣味

その前にこれまでの趣味をそのまま続けるのはどうなのか、考えて見たいと思います。

男性でも若いうちから趣味を持っている人はたくさんおり、特に次のような趣味・スポーツを楽しんでいる方も多いかと思います。ですが、自分の知る限りこれらの趣味をミドルエイジ以降の年齢になって続けていくことは少しリスクがあるように思います。

(1)ゴルフ。ゴルフはボールを打つ際のインパクトが腰や心臓にに悪いと聞きます。自然の中を歩いて気分転換にもなりますし、歩くこと自体は悪くないのですが、年を取るとゴルフをやってる最中にぎっくり腰になったりあるいは心筋梗塞になったり、そういったリスクが高まります。

また、ゴルフは歳をとっていくと仲間が一人やめ、二人やめ、だんだん一緒にコースを回る人がいなくなってくるということもあります。このため長続きできない可能性が高いです。

(2)テニス。テニスも若いうちからずっと続けているという人が多いスポーツです。ただテニスの場合は走ってボールを打つという動作になりますので、膝や肘にかかる負担が非常に大きいのが特徴です。特に膝についてはよく言われるように「関節は消耗品である」ということから、年を取って膝に痛みを抱える可能性が高いです。

テニスもゴルフ同様一人ではできないので、歳を重ねると仲間がだんだん辞めていくという特徴もあります。

(3)釣り。釣りは一人でできる老後の趣味としては非常に良いと考えられます。ですが、海や川へ出かけていく必要があり一人では水の事故に遭うという可能性が出てきます。川で溺れたり、海で転落したり、危ない話はよく聞きます。

年をとればとるほどこういった水の事故の可能性がありますから、若い時のように続けていくことがかえって危険かもしれません。もっとも釣り仲間がいれば、みんなで一緒に出かけると楽しいでしょうが、やはり歳を重ねると仲間がだんだん辞めていくことになります。

(4)ランニング。ランニングもテニスと同じように膝に負担のかかるスポーツと言えます。一人で手軽にでき、人間関係から離れられるところが良いですし、最近はマラソン大会が各地でたくさん行われていますので、そういったことも目標となり続けていく人が多いです。その反面膝の故障というのが常に心配です。老後歩くことが不自由になってしまうほど膝を消耗してはいけないでしょう。


良い趣味の条件

人気の趣味・スポーツを全否定している感じですが、「それじゃ、どうしたら良いの?」ということになりますね。アラフィフ以降、定年退職を経て長く続けていける趣味として良いと思うものにはいくつかの条件があります。

まず「一人でできる」ことが重要です。仲間が必要なものはどうしてもだんだんと仲間が減っていきますので、そうなったとしても続けていけるような趣味の方が良いです。

次に「毎日やることがある」ものが良いです。定年退職になり仕事が終わった段階で、男は急にやることがなくなりますので、その時に毎日やることがあるというのは重要です。

さらに、「体を動かす」ものを趣味としておくことが大事です。これは心身の健康を維持するという観点からです。

また、「手先を使う」ものが良いとされています。これは脳に刺激を与えて認知症を予防するためです。

これらの条件を一度に満たす趣味は難しいですが、複数の条件を満たすものとして次のようなものが男の趣味としては良いのではないかと考えています。

[1] 家庭菜園と料理で自立する

家庭菜園と料理は本来別々の趣味ですが、これらを一つのパッケージにして趣味にすると良いでしょう。家庭菜園では食材を育てます。そして自分で作った食材を今度は料理するということになります。こうして二つで一つのパッケージです。

家庭菜園の良い点は、毎日世話があるということです。水をやったり、草むしりをしたり、とにかく毎日やることがあるということが大事です。またマンションのベランダだったり 、場合によっては水耕栽培のような形で、非常に手軽にスタートすることができます。

また、すこし本格的にやってみたいということであれば、下記のような貸し農園も良いでしょう。

料理については、奥さんからの自立という意味で重要です。奥さんから見ると旦那さんが毎日家にいるというのはかなりのストレスになるそうです。毎日お昼ご飯を心配をしなければいけないというだけで、それなりの負担です。

夫婦関係を良好に保つためにも、お昼ご飯ぐらいは自分で料理できるぐらいになりましょう(私自身全く料理できないので、自分で言っていて耳が痛い話ですが)。その際に自分が作った野菜を食材として使うというのがベストな組み合わせとなります。

家庭菜園と料理は体を動かすという点も良いです。それなりの力仕事もあったりしますし、程よい運動です。

[2] 模型制作で趣味と実益を兼ねる

模型製作の良い点はひとりでできること、手先を使うこと、です。また大抵の場合は1つの制作に時間がかかりますので、息の長い趣味として楽しむことができます。制作する模型は例えばプラモデルのようなキットでもいいと思いますし、鉄道模型や本格的な帆船作成といったものもあります。

私自身は建築模型にチャレンジしてみようかなと思っています。建築物が昔から好きでしたしたし、建築模型はそれなりに上達すると設計会社から下請けとして受注して、小遣いを稼ぐことができます。マンションの模型などを作りますと5-6万円の収入になるようです。趣味と実益を兼ねたものになると思います。


[3] 絵画(水彩画)で芸術家気分に浸る

絵画もミドルエイジ以降の人に人気の趣味です。最近では、テレビ番組で芸能人が水彩画で意外な才能を披露したりして、「それなら私も」という感じで始める人が増えているようです。

絵画も模型制作同様、一人でできる、手先を使う、という点で良いです。毎日コツコツ描き進めて息の長い趣味になるでしょう。さらに良いのは、「旅行」と抱き合わせることが出来る点です。下記の記事でも書きましたが、定年になったら「夫婦で旅行」はダントツ1位の人気です。旅行をして思い出の景色を水彩画に描くなど、理想的ですね。

水彩画を始めるなら、自己流でやらずに、人から習うのがおすすめです。私もiPadのイラストツールを使って絵を書いていますが、自己流のためなかなか上達しません。下記のようなちゃんとした講座で習うのがやはり王道でしょう。

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[4] ピアノまたは手品で人気者になる

ピアノまたは手品もまた、一人でできる、手先を使う趣味ですが、披露する場を持てる点が良いです。特に社交的な性格の方であれば、ピアノ教室の発表会とか、宴会で手品を披露とか、挑戦すると良いでしょう。私はピアノを習っており、年に1回発表会に出ていますが、めちゃくちゃ緊張します。普段とは違う汗をかきますので、これも刺激になってよいかなと思います。

また、こういう習い事を通じて、練習仲間が出来るのも良い点です。一人で練習できて、仲間もできる、というのはお得な感じです。こちらの講座は90日で名曲が6曲弾けるようになるとして大人気です。

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[5] ジム通いで生活の質を高める

ここまで運動系がありませんでしたが、体を動かす趣味としては、ジム通いが一番おすすめです。心身ともに良いということはもちろん、ジムでは筋トレだけでなく様々なプログラムを通じて総合的に体を鍛えることができますし、こちらの記事のとおりパーソナルトレーナーをつけることで、自分に最適な運動習慣を身につけることができます。結果として怪我や病気を防いでくれます。

さらに良い点が2つあります。ジムではハイキングとか色々なイベントがありますので、こういう機会を使って友達作りをすることが可能です。いわゆる「ジム友」です。男は歳をとると孤独になりがちですので、積極的に交流すると良いでしょう。

もう一つの良い点は、ジムが居場所になることです。運動だけでなく、風呂に入ったり、マッサージチェアでくつろいだり、相当の時間をつぶすことができます。家でゴロゴロしているよりはよほど良いでしょう。


以上、定年前後に始める男の趣味5選、という話題でした。

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