【副業】これから副業を始めるための会計ソフト比較【無料から月1,000円以下で】



この記事は「副業を始めてまだ収入が少ないのですが、経理はどうやった良いでしょうか?」といった疑問に答えます。



副業収入の実情

大手企業を中心に副業を解禁する企業が増え(まだ圧倒的に少数派ですが)、国もそれを後押ししている状況があり、「副業」を始める人が増えています。おそらく、コロナの影響による休業や在宅勤務によって「可処分時間」が増えてるといった影響もあるはずです。

ところが副業を始めたからといってすぐに稼げるかというと、そうも行かず、下図のとおり副業者の8割近くは月3万円未満しか稼げていない、というデータがあります。

副業の月収入

(出典:株式会社GV「副業している1000人に聞いた収入事情と満足度」)

これは自分の周りを見ていても、大体一致しています。3万円でも毎月の「お小遣い」としてはうれしいものですが、本業との兼ね合いでなかなか時間が取れないのが普通ですので、それほど稼げない実情があります。





副業を始めたら考える「税金」

たとえ3万円でも副業のほうで稼げるようになってくると、やがて「税金」をどうするか?という問題が出ています。副業の事業所得(売上から経費をマイナスした金額)が年20万円を超えてくると、法律上「確定申告」をしなければならない、ということになるからです。

この「税金」をどうするか?という問題への備えとして、事業が小さいうちから売上や経費を記録しておくことをお勧めします。というのは、1年が終わってみないと事業所得が20万円を超えたかどうか分かりませんが、もし超えていた場合、事前に記録が無ければ、大慌てで1年分の売上や経費を集計することになるから、です。

多くの人が毎年この「大慌てで1年分の売上や経費を集計する」をやっており、確定申告時期にブルーになることになります。たとえ年20万円に届かないレベルでもしっかり経理しましょう。それにより副業の経営状態を分析し確認することも重要です。



これから副業を始めるための会計ソフト比較

とはいえ、月3万円未満という副業では本格的な経理ソフトを購入したり、税理士を付けたりすることはコスト的に見合いません。なるべくコストをかけずに経理するにはどうすれば良いでしょうか?

次の3つの方法が考えられます。

  • エクセルで記録する(無料で)
  • クラウド会計システムを使う(無料で)
  • クラウド会計システムを使う(最小限のコストで)

以下にそれぞれ説明します。



エクセルで記録する(無料で)

普通にエクセルで自分なりの記録表を作って売上や経費を記録しておくだけでも、ひとまず充分です。レシートなどをただ箱に蓄積しておくよりもはるかに後が楽になります。

項目も日付、金額、取引相手、内容の4つがあれば、とりあえずOKです。例えば、「6月16日、660円、ダイソー、事務用品」といった内容です。

ですが、これだけですと、集計しにくい、分析しにくい、最終的に確定申告しにくい、といった問題があります。そこで、私がお勧めしているのが、手前みそで恐縮ですが、私が自作した「シンプル経理ツール」を使うことです。

当サイトの「ダウンロード」メニューから申し込んで無料で使うことができます。紹介記事を読んで頂ければ使い方も分かると思いますが、面倒な方は下記より操作方法の動画も提供しています。



クラウド会計システムを使う(無料で)

きちんとした経理をしていきたいと考えるなら、エクセルではなくしっかりした会計ソフトを使うほうが良いです。ただし、会計ソフトは基本的にどれも有償です。

ですが、実は無料で使える選択肢があります。それが「やよいの白色申告オンライン」です。

「やよいの白色申告オンライン」には全ての機能が無料で使える「フリープラン」があるので、これを利用すると良いです。下記より簡単な申し込み手続きをするだけで、すぐに使うことができますので、どんなものか触ってみると良いです。

クラウド会計システムというと、「freee(フリー)」や「マネーフォワード」が有名ですが、会計ソフトの世界では現在でもパソコンにインストールして使う「弥生会計」がシェアNo.1となっています。「やよいの白色申告オンライン」は弥生会計のクラウド版です。

ただ、インストールして使うソフトでは毎年の税制改正に伴うアップデートが厄介ですので、そういう心配が無いクラウド版のほうをお勧めしています。やよいの白色申告オンラインの使い方はこちらの記事も参考にどうぞ。



クラウド会計システムを使う(最小限のコストで)

「やよいの白色申告オンライン」は無料なのは良いのですが、その反面当然ながら欲しいサービスが削られている面があります。

特にその名前のとおり確定申告の「白色申告」にしか対応しておらず「青色申告」には対応していません。事業規模がある程度大きい場合にはこれが最大の問題点です。また、「やよいの白色申告オンライン」では無料プランの場合、電話やメールによるサポートを受けることができません。これは経理初心者には不安なものです。

次善の策としては、クラウド会計各社で個人事業主向けで最も料金が安いプランを使うことが考えられます。具体的には次のものです。

  • マネーフォワード「パーソナルミニ」年額9,600円(月額800円)
  • やよいの青色申告オンライン「セルフプラン」年額8,000円(初年度無料)
  • freee「スターター」年額14,160円(月額1,180円)

これらは基本的な機能は大きな差がなく、銀行口座との連携(自動入力)や請求書の作成機能、青色申告による確定申告書の作成、など小規模な個人事業主向けの必須機能が備わっています。月の売上が3万円未満という規模であれば、十分なものです。

詳しくは各社の公式サイトよりご確認ください。



以上、これから副業を始めるための会計ソフト比較、という話題でした。経理が初めてでクラウド会計の使い方にも不安がある場合には、上位プランを選ぶと電話サポートなどを受けることも可能です。最初はそういったサポート付きのプランを契約して、慣れたら安いプランに切り替えるという手もありますね。

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