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2019年に売れた「スキル」のランキング
先日「日経ビジネス」のサイトを見ていたところ、面白い記事を見つけました。スキル販売サイトの「ストアカ 」で2019年に売れた「スキル」のランキングです。
今回初公開されたデータということですが、スキルのネット販売という市場で考えたときに、どういった内容のものが売れているのか分かるので、同じ分野のスキルを売ることで効率よく稼げることが分かります。
2019年によく売れた「スキル」1位から10位まで
2019年の実績1位から10位まで以下のとおりとなっています。
順位 | 主な講座 | 1年間で教えた人数 | 日経ビジネスが推計した年間売上高 |
1位 | 「インスタ映え」する料理教室 | 2700人 | 1290万円 |
2位 | 写真の「撮られ方」講座 | 2410人 | 2210万円 |
3位 | ボイストレーニング | 2100人 | 1380万円 |
4位 | 少人数制「伝わる話し方」 | 1950人 | 580万円 |
5位 | 1日で成長するPhotoshop | 1800人 | 1530万円 |
6位 | 即使えるコピーライティング | 1650人 | 660万円 |
7位 | 賃貸でもOKなリノベーション・DIY | 1640人 | 820万円 |
8位 | 簡単ストレッチの方法 | 1350人 | 560万円 |
9位 | トップクリエーターによるデザイン講座 | 1200人 | 450万円 |
10位 | 魚のさばき方 初級編 | 1160人 | 750万円 |
(出典:日経ビジネス 2020年1月27日)
売れるスキルの特徴
こちらのランキングを見ると、気が付く点は次のようなものです。
- 「インスタ映えする料理」や「写真の撮られ方」、「コピーライティング」などいかにもSNS系スキルが上位に来ている
- その反面「ボイス」、「話し方」といった対人系スキルも人気が高い
- 「Photoshop」、「デザイン」といったクリエイティブ系スキルに人気がある
- 「ストレッチ」、「DIY」、「魚のさばき方」といった生活系スキルに人気がある
このようにSNS系、対人系、クリエイティブ系、生活系の各スキルに人気があり、よく売れていることが分かります。
意外なのは、ビジネス系、金融系、技術系、語学系といった人気がありそうなスキルが上位に来ていないという点です。自分はどちらかというとこちら側の人間なので、ちょっとスキル販売には参入しないほうが良いのかなと思ってしまいます。
売れるスキルの作り方
もしスキルを売ることを副業として考えるなら、こういった人気スキルをうまくパッケージして販売する、ということが重要です。具体的なパッケージ方法(提案のやり方)は「ストアカ 」のサイトを見て参考にすると良いです。
例えば、「コピーライティング」の分野では、こちらの「WEBコピーライター:第2の収入源を作る方法 」が人気講座となっています。コピーライターの講師がブログなどで使えるセールスライティングのスキルを販売しています。
1回2000円で2時間のセミナーで、対面式およびZoomを使ったオンライン講座の設定となっています。
コピーライティングの先生だけあって、説明文が良くできており、思わず参加したくなる内容です。こういったパッケージをすれば売れるようになる、ということがよく分かる事例です。
掲載例をチェックして自分が売りたいスキルに近いものがあれば、一度参加してみて、やり方・フォーマットを学ぶのがおすすめです。「パクる」というと語弊がありますが、良い所はマネして自分なりのアレンジを加えれば良い訳です。
日本最大級の”まなび”のマーケット【ストアカ】
以上、スキルを売って1000万円!2019年に売れた「スキル」のランキング、という話題でした。
副業には「時間をお金に変える」タイプと、「信頼をお金に変える」タイプがありますが、スキルの販売はどちらかというと後者でしょう。
確かに時間も使いますが、いったんテンプレート化してしまえば、その繰り返しによって稼ぐことができ、受講者の評価によってさらに信頼も増していきます。信頼が増していけば、単価が上がり、さらに稼げるので良い循環が生まれます。
これから取り組む「副業」としてはなかなか良いものです。
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