昭和の時代の三種の神器といえば、「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」だったそうですが、令和の時代になり現代のサラリーマンにとっての三種の神器とは何でしょうか?
豊かさの象徴としての三種の神器ではありませんが、サラリーマンが厳しい時代を生き抜くための三種の神器は、「英語 ・ファイナンス・IT 」の三つの知識です。
英語ができて、ITスキルがあり、会計や投資に詳しければ、将来に渡って基本的に食いっぱぐれることはないでしょう。電機業界や金融業界を中心にリストラの嵐が吹き荒れていますが、この三つをあらかじめ備えておけば生活に困ることはないはずです。
この記事では、この現代の三種の神器をどのように獲得したら良いのか?ということについて書いてみたいと思います。
目次
英語力の獲得
英語はほとんどの人が中学から高校にかけて勉強しており(人によっては大学でも)、それだけで十分なはずなのですが一向に使い物にならない状況です。
おそらく基本的な文法知識や単語はだいたい分かっているはずなのですが、特に聞き取りや話したりすることが苦手です。「いやいや文法や単語もわからないよ」と言うかもしれませんが、スワヒリ語の文法や単語に比べればすでに十分に知識があるはずです。
英語を話したり聞いたりする時に、実はそれほど深い文法や単語の知識は必要はなく、単純に慣れの問題ということが大きいです。トランプ大統領もほとんど中学校レベルの英語で話していると言われます。
リスニングについて言うと、言葉としての英語は単語がつながって話されますので、一連の流れとして理解していくということが大事です。わざわざ分解して理解するのではなくて、全体としてざっくり分かってしまうという感覚が実際には役に立ちます。
スピーキングも同じで日本語的な発音で一言全く通じません。以前こちらの記事で電車の車掌さんのアナウンスについて書きましたが、あれを聞いていると意味は通じますがなかなか厳しいです。
やはり英語には英語のリズム感があるので前提としてそれらしく話すということが大事です。英文法や単語が少し間違っていたとも、文章としてそれらしく話すと通じてしまうものです。
嘘かと思うかもしれませんが、個人的な実体験として間違いありません。私は外資系企業で英語で仕事することが多いですが、細い所は間違ってるかもしれないですけど、全体として言ってる事を通じさせるということはできていると思います 。
要は相手が何を言ってるのかが大体わかればいいですし、こちらが言いたいことが大体伝わればそれでいいということになります。そもそも日本語を喋る時にもそんなに精密に話していないでしょう。英語に限らず言葉はアバウトでいいのです。
では、どうやったらそこまで慣れることがのか?という疑問がありますが、これについてはもう量をこなすしかありません。
最近ではオンライン英会話などの方法を使って、話すことも聞くこともたくさんの機会を持つことができますので、是非試してみると良いです。こちらのDMM英会話で無料体験レッスンに挑戦してみてください。
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また、講師として登録している先生の出身国が非常に多様であり、英語を母国語とするネイティブスピーカーもいれば、そうでない方もいて、様々な英語に接することができますのでビジネスの観点では非常に実践的です。
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また、ヒアリングマラソンのような教材を使って通勤中とか隙間時間に大量の英語を聞くというのもオススメです。 大量の英語を聞いていると耳が慣れてくる、ということは実感としてあります。 もちろんそれだけで英語ができるようにはなりませんが、文章全体としての意味を大体掴むという練習にはなりますのでお試しください。
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ファイナンス力の獲得
ファイナンスといった場合には、狭い意味では経理部門で使うような簿記のスキルを示すことが多いです。要するに取引から会計仕訳を切って、会計システムに入力していくというスキルです。
この簿記のスキルは比較的獲得が容易であり、また仕事に繋がりやすい性質があります。よく簿記会計のスキルは AI やクラウドシステムに置き換えられると言われますが、現実にはまだまだ人海戦術の世界です。したがって特に中小企業を中心に経理担当者を採用する意欲が旺盛です。また正社員でなくても在宅勤務などで仕事ができる可能性もあります。
簿記のスキルについては、こちらのオンラインスクール(動画ライブラリ)を活用することで比較的短期間に日商簿記の3級や2級を取得することが可能です。月額980円で 100以上の講座が受講できるプレミアムプラン がお勧めです。
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また資格を取ったのであれば、こちらのようなクラウドソーシングのサービスに登録すれば、経理を在宅勤務でできる機会がたくさんあります。まずは副業的に始めてみるという手もありますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
これとは別に広い意味でファイナンスのスキルといった場合には、財産形成したり、投資をしたりといったスキルのことを指し示すことになります。
ですが財産形成や投資の分野はなかなか難しく、また魑魅魍魎うずまく世界ですから、十分に勉強してからでなければ入ってはいけません。素人が手を出すと痛い目を見るという可能性があります。
そういう意味ではまず本を読んだり、こちらのような安全なセミナーに参加して十分に勉強することをお勧めします。
ついても素人が急に手を出すとギャンブルのような形になってしまいますので、まずはバリュー投資と言われる安全な長期投資 試してみるのが良いと思います。あくまで余剰資金の中で行い大きくを手を出してはいけません。バリュー投資の具体的なやり方については、私のでこちらから案内していますので、よろしければご参照ください。
IT力の獲得
ここで言う IT力とは単にパソコンやスマホが使えますというレベルではなくて、ビジネスで使う情報システムに精通していること、及び実際の業務で使うことができるツール開発のスキルがあることを言います。
これらのスキルはエンジニアであれば企業の仕事を通じて自然に獲得してしまうものです。私の場合ももともとエンジニアでしたので、情報システムそのものに対する知識や、 UNIX (Linux)、リレーショナルデータベース、インターネットなどの要素知識を自然と習得することができました。
これらに加えてエクセルVBAなどのマクロ開発は業務上の必要に駆られてなんとなく覚えたという感じです。 このようなある程度汎用性があるIT 力を身につけると、応用が利くため会社を選ばず適用することができます。
もしあなたがエンジニアではない場合、またはかつてエンジニアでしばらく遠ざかっていたような場合には基本的なところから学習したら良いと思います。私もしばらくエンジニアから遠ざかっていましたので、ブログを始めるために HTML5/CSS3、WordPressといったことを新たに勉強する必要がありました。
この時に役立ったのはスクーというオンラインスクールです。スクーでは月額980円でこういった初歩的な技術スキルが勉強し放題となっています。
また本格的にプログラミングについて勉強してみたい、転職に生かしたいということであれば、こちらのTechAcademy のような エンジニアスクールを利用するのがお勤めです。最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。
TechAcademy は、受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつくサポート重視の学校です。
以上、リストラ時代を生き抜くサバイバルのために必要なサラリーマンの三種の神器「英語 ・ファイナンス・IT 」の力をつける方法、という話題でした。この3つが揃っていればリストラされても大丈夫ですし、そもそもリストラされない「レア人材」になれますね。