【小さなビジネス応援】タブレットやスマホを使ったモバイルPOSレジを飲食店や小売店に導入して差別化する方法

飲食店


POSレジは経営差別化ツール

近頃レストランやカフェ、美容室など比較的規模の小さいなビジネスにおいて、POSレジを目にするようになりました。iPadのようなタブレットを使って、お会計している様子がカッコよく見えますね。こういった現金商売を中心とした店舗の経営であれば、今後はPOSレジは必須のアイテムになっていくと考えられます。

POSとはそもそもPoint of Salesの略で、すなわち販売時点でその内容を記録分析することで店舗の経営に役立てよう、ということです。レジとはキャッシュレジスターのことで、昔からあるお店で売上を記録してお金を入れ、お釣りを出すマシンのことです。

POSはもともと大手の店舗やコンビニチェーンが導入したものですが、小さな店舗経営の場合においても販売→記録→分析という流れに落とし込んで、売上アップに役立てようとする経営者が増えています。また、現金管理は盗難などセキュリティ上の対策として、あるいは会計処理など経理上の対策としても重要です。

今後はPOSレジがなければ、売上把握もままならず、現金管理もあやふや、という状態になり、競争の激しい店舗経営では長生きできないでしょう。これから起業を考えるのであれば、是非とも最初からPOSレジ導入を検討することをオススメします。



消費税の軽減税率対策でレジの買い替えを検討しているならPOSレジ

本記事執筆時(2019年5月)において、2019年10月の消費税増税に伴う軽減税率対策補助金が利用できます。これは現在使っている古いレジが軽減税率に対応できない機種である場合に、買い替えの費用の一部を国が負担しますよ、という制度です。下記の記事で解説していますので、ご参照ください。

この補助金を利用すれば、低い費用負担で古いレジをやめて新しいPOSレジに乗り換えるチャンスです。補助金の申請には期限がありますので、ご注意ください。

タブレット


モバイルPOSレジの仕組み

POSレジの仕組みを簡単に説明しますと、自分で用意したタブレットやスマホにアプリを入れ、店舗に導入したWiFiに繋げて使うのが基本です。このアプリに商品を登録して、販売時に選択して預かった金額を入力します。お釣りの金額が表示されますので、お客様にお釣りを返します。

入力された販売データはインターネットのクラウド上に保存されて、パソコン等を使って呼び出すことで、データ集計や分析をすることができます。1日の終わりに分析して明日の仕入れを調整したり、1ヶ月の結果を分析して改善点をあぶり出したり、といった使い方をします。

タブレットやスマホをBluetoothを使って、キャッシュドロア(現金を入れる金庫)やレシートプリンターと接続することができます。通常はドロアとプリンターをセットで導入した方が便利ですが、これらを購入する費用は別途必要です。店舗の内容によってはスマホだけで済ませるという使い方もできます。



モバイル POS レジなら「Square」がオススメ

モバイルPOSレジを提供している会社はいろいろありますが、数社見た結果、飲食店や小売店にとって一番良いと思うのが、Square(スクエア)です。

スマホやタブレットでカード決済

その理由は次のようなものです。

(1)無料で使える。初期費用・月額費用が0円からスタートすることができます。

Square はiPhoneまたはiPad上のアプリですので、もしこれらを既に持っていれば、無料ですぐに使い始めることができます。iPhoneまたはiPadを持っていなければ、こららの購入費が必要です。後は必要に応じてレシートプリンターなどの周辺機器を Square から購入する必要があります。

(2)連携サービスが豊富。クラウド会計サービスとしてfreee・MFクラウド会計と連携が可能です。売上をPOSレジで記録したら、それを会計帳簿に自動で記帳できるようになっていないと導入の意味が半減してしまいます。もちろんPOSレジのデータを見ながら自分で帳簿を付けても良いのですが、時間がもったいないでしょう。freeeのようなクラウド会計サービスの利用をおススメします。

(3)多彩な決済サービスがある Square の場合、クレジットカード決済にも対応できるようになります。月額固定費無料で決済手数料のみかかりますが、Visa/Masterなど主要クレジットカードのほか交通系電子マネーなどに対応できるようになります(ただし専用のICカードリーダーを購入する必要があります※2019年5月時点でカードリーダーが実質無料になるキャンペーン実施中です)。

【新規限定】今だけカードリーダー代が実質無料に!

(4)キャッシュドロア、レシートプリンターなど周辺機器が豊富。実際の店舗運営では、ドロア(金庫)やプリンターなどが必要ですが、 Square ではこれらの周辺機器を豊富に揃えています。

以上、タブレットやスマホを使ったモバイルPOSレジを飲食店や小売店に導入して差別化する方法という話題でした。もし起業にあたってモバイルPOSレジその他IT導入のサポートを受けたいということがあれば、お力になれるかもしれません、お問い合わせフォームよりご相談ください。

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