【ふるさと納税】返礼品が冷凍室に入らない問題を解決するナイスな方法【高コスパ返礼品】

この記事は「ふるさと納税では冷凍された肉や魚介類をもらうのですが冷蔵庫の冷凍室に入り切りません。なんとかなりませんか?」といった疑問に答えます。



集中するふるさと納税の申し込み

今年もふるさと納税の申し込みラストスパートの季節になりました。ふるさと納税は9割が12月に集中し、なおかつ最後の一日にその多くが集中するということです。

うっかりすると年末はサイトの反応が遅くなり申し込みが間に合わないということもありますので、気をつけましょう。かくいう私も最後の1日か2日でいっぺんに申し込む派だったのですが、今年は分散させようと考えています。

ふるさと納税サイトもなんとかトラフィックを分散させようと、早期申込に対してアマゾンギフトカードを割増して与えたり何らかのインセンティブを用意しているようです。ふるさと納税サイトもアフィリエイトビジネスなので、集中してサーバーがダウンしたら商売あがったりだからです。





返礼品はコスパで選びたい

ただし、返戻率の高い「お得な寄付案件」は12月に入ってから期間限定で(総務省に見つからないように?)一瞬だけ出たりするので、この辺の兼ね合いが難しいところではあります。そもそものふるさと納税の趣旨から違ってきている気もしますが、どうせなら少しでもお得な寄付をしたいというのが人の情です。

これまでの経験上、お得な寄付案件というのは「肉」と「魚介」の返礼品に多いようです。以前は「旅行券」や「ギフト券」だったのですが、総務省のダメ出しにあい無くなってしまったのはご存じのとおりです。まあ返戻率が良すぎでしたので、もっともな話ではあります。

「家電」なども人気のようですが、どう考えてもコスパが悪いですし選択肢も狭いので、個人的には除外しています。そうするとどうしても返礼品は「肉」「魚介」または「フルーツ」といったところに落ち着きます。



「肉」「魚介」のコスパが高いが・・

ですが、「肉」「魚介」を頼む場合の消費者の側から見た問題点は何かというと、「冷蔵庫(特に冷凍室)に入り切らない」という問題です。殆どの返礼品は冷凍で来るので、各自治体からいっぺんに送られてくると冷蔵庫の冷凍室から溢れてしまうのです。

だったら冷凍庫を別に買うかというと、さすがにそこまでするほどのものでもなく、「早く食べる」ということが唯一の対策になってしまいます。

この数年はこの問題があった訳ですが、ここに来て画期的な解決策を見つけてしまいました。それが「定期便」です。以前からあったのかもしれませんが、気がついていませんでした。こんな良いものがあったとは。以下は「ふるなび」の定期便です。

「定期便」タイプのふるさと納税では寄付の後、何回かに分けて返礼品が発送されます。発送の回数は3回から12回(つまり毎月届く)まで様々あります。こうすることで一度の寄付で返礼品の到着が分散され、冷凍室が溢れる事態を防ぐことができるのです。

例えば、こういったものがあります。南さつま市のモリモリ定期便です。5万円で5回(奇数月)の定期便が届き、1回あたり500gの黒毛和牛切落しと600gの黒豚切落しとなっています。

1回あたりの寄附金額が5万円と当然ながら高いですが、1回あたりで計算すればさらにコスパが良くなっていることが分かります。嬉しい限りです。

定期便は様々な自治体が取り組んでおり、「肉」「魚介」「フルーツ」以外にもビールやチューハイのような酒類もあります。お酒を飲む方には良いかもしれません。

「今年のふるさと納税はどうしようか?」と悩んでおられるなら、一度見てみては。かなりコスパが良いのでまた総務省に睨まれて止めさせられるのでは?と心配しております。アクセス集中を避けるためにも早めにチェックすることをおすすめします。





以上、ふるさと納税の返礼品が冷凍室に入らない問題を解決するナイスな方法、という話題でした。自治体(というか自治体にアドバイスしているコンサル会社)もあの手この手を考えるものです。我が家は今年はこの定期便タイプをいくつか行ってみたいと思っています。

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