【ヨーロッパ旅行】タクシー配車アプリFreeNow(MyTaxi)とTaxifyがめちゃくちゃ便利だった

2019年10月追記:MyTaxiは会社統合により名称がFreeNowに変わっています。以下の記事はMyTaxiをFreeNowに読み替えて頂ければ幸いです。



1週間ヨーロッパ旅行でタクシーを多用

2018年10月に一週間ほどヨーロッパ旅行に行きました。今回はウィーン、プラハそしてロンドンをまわる旅でした。今回はツアーではなく自分たちでアレンジして作った旅行で行きました。同行者の一人が少し足が不自由ということがありまして、各都市においてちょっとした移動でもタクシーを多く利用しました。

以前はタクシーは街で流しているタクシーを捕まえるか、タクシーが止まっている場所まで行って乗るということが必要だったわけですが、今回は配車アプリでMyTaxiとTaxifyの2つが利用できると事前に知っていましたので、スマホに入れて活用することにしました。

Freenow(Mytaxi) – The Taxi App
https://free-now.com/

Taxify – Rides at a tap of a button
https://taxify.eu/

事前に調べたところ、ウィーンとロンドンではMyTaxiが使えること、プラハではTaxifyの方が使えるということが分かっていましたので、事前にこの2つをスマホにインストールしてクレジットカード等の設定入力を行っておきました



タクシー配車アプリを使ってみた

実際に使ってみたところ、使い方は非常に簡単で、特にウィーンとプラハでは重宝しました。基本的にはアプリを立ち上げて、現在地をまず指定して、次にどこまで行きたいのか目的地を指定、そしてCall Taxiボタンを押す、ただそれだけになります。MyTaxiもTaxifyも基本的な流れは同じです。

アプリは英語ですが、見れば分かる程度の簡単なものです。ちょっと難しかったのは、現在地や目的地の指定です。街中で詳細な住所など分かりませんし、ドイツ語やチェコ語では検索もままなりません。結局名所旧跡やホテル名など、検索しやすい場所を指定するしかありませんでした。

【海外でネットへのアクセスを確保する方法】

Taxi配車アプリを海外で使う場合、ほとんどは街中で使うことになりますので、ネットへのアクセスをどうやって確保するかが問題になります。

おすすめの方法は、海外で使えるプリペイド式の格安SIMを入手して自分のスマホやタブレットで使うというやり方です。私もいつもこの方法でネットへのアクセスを確保して、Taxi配車アプリやGoogleマップなど海外の町歩きで活用しています。

私がいつもヨーロッパで使うのは、こちらのAISプリペイドSIMカードデータ通信15日です。3000円程度でヨーロッパの国々で4Gまで15日間利用できますので、ほとんどの旅行で不自由しません。

日本を出発前にスマホにセットして動作確認もできて安心です。ただし動作確認すると15日の日数カウントが始まってしまうので、注意が必要です。何度も使っていますが、トラブル知らずでお勧めできます。

タクシーはすぐ来た

大抵の場合は5分から10分以内にはタクシーが実際に来ましたし、アプリの地図上でタクシー(車のアイコン)が向かっていることが分かりますので、どっちらの方角からもうすぐ来そうだとか、あと何分で着きそうだとかが常に把握することができます。

そしてアプリ上で車の車種や、車両番号、ドライバーの名前が分かりますので、車が来たらそれらを確認して自分が頼んだ車だということを確認することができます。



お支払いもカンタン便利(MyTaxi)

目的地に着きましたら、MyTaxiの場合はアプリケーションで払いたいとドライバーに伝えます(「アップ」と言えば伝わります)。するとドライバーが分かりましたということでスマホを操作します。そうしますとこちらののスマホ上でチップ確認値段の確認画面が出ますのでボタンを了承ボタンをスワイプして支払い完了となります。

チップを払いたい時は自分のスマホ上で5%, 10%または15%のチップをタップして料金に加算をすることができます。0%もできたと思いますが、自分はなんとなく5%払いました。

支払い金額については登録したメールアドレスに直ちにメールが来て、いくら払ったかが分かります。その料金は後日アプリに登録したクレジットカードから引き渡し引き落とされますので現金のやり取りがありません。

支払いが終わると、こちらのスマホでドライバーの評価(星5つで)をするようになっています。このため、ドライバーも丁寧ですしお金のぼったくりとかもありません。安心ですね。

ドライバーはたいてい英語を話せますが、必ずしもそうとは限りません。もし、ドライバーとの会話が不安なら、人気の携帯翻訳機「ポケトーク をレンタルして持って行くと良いです。

ポケトーク に話したいことを吹き込むとすぐに相手の言語に訳して音声で伝えてくれる、優れものです。55言語も対応しているので、これがあればドライバーとの会話で困ることは無いでしょう。





お支払いもカンタン便利(Taxify)

Taxifyの場合は目的地に着いたらそれで終わりです。特に何の操作もなく登録したメールアドレスに料金のメールが来て、後日クレジットカードにチャージが来るという仕組みになっています。プラハの流しのタクシーはかなりの確率でぼったくりタクシーに出会いますので、このTaxifyを使うとそういった心配がなく、非常に便利で安心な仕組みになっていると思います。

ロンドンのタクシー事情

ロンドンタクシー

ロンドンについても ウィーン と同じでMyTaxiを使ってタクシーを呼ぶことができます。使い方はウィーンの時と同じでした。

ただ、ロンドンに今回行って非常に驚いたのはロンドンのタクシーが全てクレジットカード対応になっていたということです。ロンドンは2011年以来7年ぶりに行ったのですが、以前は全て現金によるやり取りでした。ところが今ではロンドンのタクシーは全てクレジットカードに対応しています。

もちろん現金でも払えるのでしょうがクレジットカードの方が簡単です。クレジットカードで払いたい旨を伝えて端末にカードを入れて暗証番号を押す。ただそれだけで決済が終了します。ロンドンの場合市内であればタクシーがいくらでも走っていますので、あえてMyTaxiのようなアプリを使う必要はないと思います。今回は一回だけちょっと郊外のまで出かけましたので、そこでMyTaxiを使って帰りのタクシーを呼びました。やはり7-8分ですぐにタクシーが来てくれてとても便利でした。



Uberより良い

配車アプリと言うとUberのような民間の個人がドライバーである配車サービスが思い浮かびますが、今回のように旅行者の立場では、民間人の運転する車に乗るのがちょっと不安です

旅行の場合であれば、今回のようにタクシーの配車アプリを使うと非常に便利で色々な場所を移動するのに役に立ちます。MyTaxiとTaxifyはヨーロッパの各地で使うことができますので、ウェブサイトを確認して自分が向かう場所がサポートされているかどうか見ておくといいでしょう。もし使えるようであればMyTaxiまたはTaxifyをお勧めします。

以上、タクシー配車アプリMyTaxiとTaxifyがめちゃくちゃ便利だった、という話題でした。タクシーが不安な場合は、現地発のツアーに申し込むという手もあります。私もこちらの24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA 】をよく利用しています。

こちらの記事もどうぞ: