【資産を守る】IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)のメリットを整理してみた



大手企業も人を騙す時代

最近では銀行にしろ保険会社にしろ人を騙す時代になったようです。下記のニュースのようにそういった詐欺まがいの事件が後を絶ちません。

いづれも営業ノルマの厳しさゆえということのようですが、完全に倫理意識が崩壊しており、大手企業であっても勧められるがままにお金を預けてしまうのは、大変に危険な時代となりました。

このため自衛の方法のひとつである「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」について整理してみます



自分でも勉強しよう

大手企業にも安心して預けられない以上、保険にしろ金融商品の購入にしろ自分で何とかする必要があります。そのために、まずは最低限の金融知識(金融リテラシー)を勉強して磨く必要があります

そんな時に役に立つのが無料セミナーです。年金2000万円不足問題など社会的な背景として、最近金融知識に関するセミナーが盛況です。

もし金融知識についてあまり自信が無いようなら、こちらの無料セミナーに参加してみるのも良いかもしれません。

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こういった基本知識の勉強をすこしでもした上で、他者に資産運用の相談をするというのは有効です。そのような場合に相談相手となるのがIFAやFPです。FP はファイナンシャルプランナーで職業としてすでに認知されていますが、IFAは比較的新しい職業です。



IFAとは

IFAとはIndependent Financial Advisorの略で、日本語では「金融商品仲介業者」と訳されます。つまり投資信託や株式・債券などの金融商品の購入についてお客様と金融機関の間を独立な立場で仲介する仕事です。

この独立な立場ということが重要です。特定の金融機関に属していないので、あくまでお客様の立場に立ってベストな提案を行うことを目的としています。また、特定の金融機関に属していないので、営業のノルマを持っていたり、金融機関の戦略商品を売りつけたりするようなことがありません。

多くの IFA は複数の証券会社と契約しており、これらの契約先からお客様のニーズに合った商品を金融商品を提案しています。 

基本的にIFA はお客様からは直接報酬を頂かず、お客様が金融機関に支払う取引手数料の一部が IFA にキックバックされるという報酬体系になっています。 IFA はあくまで仲介者であり、直接に投資を行う者ではないからです。



IFAとFPとの違い 

FP は税金対策や相続も含めた全体のマネープランを提案しますが、 IFA は金融商品の運用についてのみアドバイスと仲介を行います。従って FP 業務の一部がIFA 業務であると言えます。

また、存在の理由となる資格も違います。FPはファイナンシャルプランナー技能士(国家資格)ですが、IFAは証券外務員(民間資格)の資格を必要とします



IFAのメリット(顧客にとって)

貯蓄から投資への流れが今後より重要になる中、前述のような悪意のある押し売り営業を受けなくなることが最大のメリットです。IFAは顧客目線で資産運用を検討しますので、その意味では投資の良きパートナーとなることでしょう。

また、IFAへ直接手数料(報酬)を支払うことはないので、あたかも無料サービスを受けているような印象となります。

その反面、顧客にとってのデメリットは、 IFA であっても契約している証券会社が限られているので、必ずしも独立性が担保されているとは限らないことがあります。またネット証券に口座を作って自分で取引する場合よりも手数料が高くなりますので、自分で考えて自分で何でもできるリテラシーが高い人にとってはIFAという制度はあまり魅力がないでしょう。



IFAのメリット(IFAにとって)

IFA自身にとってのメリットは、理不尽な営業ノルマをかされることのない、自由な働き方が可能になるという点です。個人事業主やフリーランスとして IFA を職業にして生きていくという考え方も可能です。バリバリ稼ぐこともできますし、副業的にやってみるということも可能です。

実際最近では税理士や FP が副業として IFA を行っているという事例も増えてきたようです。こういった職種の場合は、既存顧客についてレバレッジを効かせて、新たな収入の柱を作るという意味で価値があります。

また金融商品の取り扱いはある程度継続性がありますので、繰り返し取引により一回の取引で終わることなく、継続的な報酬を得る可能性もあります。



IFAになるには

まずは資格が必要です。現在金融機関で仕事をしていなければ、 一般向けの証券外務員試験を受験して合格する必要があります。試験はパソコン上の試験で申し込めばいつでも受験できるようになっています。 

外務員試験の合格率は直近では65%程度ですので、ふつうに勉強すれば合格するでしょう。勉強に要する期間も1ヶ月から3ヶ月くらいということのようです。

そのあとで、金融庁に金融商品仲介業登録を行い、証券会社と契約を結ぶという流れになります。

証券会社には楽天証券やSBI証券のように法人である金融商品仲介業者でなければ契約しないところも多いので、既存のIFA法人と契約してIFAになるという方法が一般的です。その場合には適切なIFA法人を探して、そちらと契約する必要があります。

本記事執筆時点(2019年8月)で、以下の証券会社が個人との契約に応じているようです。個人事業での契約も不可能ではありません



IFAを探す方法

もし顧客の立場でこれから IFA を探したい、ということであればこちらの IFA ナビが便利です。

以上、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)のメリットを整理してみた、という話題でした。営業ノルマが課されているところはどうしても荒れがちです。そうではない、第三者的な立場で相談に乗ってくれる人の存在価値がますます上がっていくことでしょう。