【英語小話】「お疲れ様です」とメールで書く人

メールで書き出しが「お疲れ様です」という人いますよね。私はあまのじゃくなので、こう書いてあると「疲れていません」とか「あなたのせいです」とか返したくなります。少なくとも自分は「お疲れ様です」を書いたことがないです。書くなら「お世話になります」です。

もちろん本人に悪気はなく、単なる挨拶の言葉として書いているのでしょうが、それにしてもあまり好きになれません。どういう訳か自分の経験では、営業職とか外回りの人にこの「お疲れ様です」率が高いような気がします。

彼らはそんなに疲れているのでしょうか。おそらくそうなのでしょうね。



外国には「お疲れ様です」が無い

思うに、「お疲れ様です」には日本人の仕事に対する姿勢・態度のようなものがよく現れているように感じます。仕事は苦役でイヤイヤやっている感が非常に出ていると感じるのです。まずこういう心の持ち方から直さないと、「働き方改革」なんてありえませんね。

外国の方とメールでやり取りをしていても、英語で「お疲れ様です」に該当する表現を見たことがありません。仕事の相手に”You look tired”なんて言ったら、喧嘩売っている響さえあります。試しにGoogle翻訳で見て見ると”cheers for good work”なんて出てきますが、聞いたことないですし。おそらく、フランス語など他の言語でも「お疲れ様です」は無いでしょう。

なぜ「お疲れ様です」が無いかというと、仕事というものをもっと積極的に捉えているからではないでしょうか。つまり、仕事はワクワクして楽しいもの、自己の実現に必要なもの、という感覚です。もちろん全員がそうではないでしょうが、少なくとも納得してイヤイヤやっている訳ではない感じがします。疲れるほどイヤなら辞めてしまって、そうではない仕事に変われば良いだけですから。同じ生活の糧であっても、その捉え方・姿勢でずいぶん幸福度が違うでしょう。


「お疲れ様です」と書きそうになったら自分が休もう

「お疲れ様です」と言っているほうこそ、本当は疲れているのかもしれません。そんなときにはぼーっとして疲れをとりましょう。そのやり方はこちらの本が参考になります。

以上、「お疲れ様です」には日本の終身雇用を前提とした仕事に対する苦役感が出ていて好きになれないなーという話でした。もっと楽しい気分で毎日の仕事をしたいものですね。

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