「寝ながら稼ぐ121の方法」から学んだ12のこと

ジェームス・スキナー氏の著書「寝ながら稼ぐ121の方法」を読みました。

 

どこか「金持ち父さん貧乏父さん」ともかぶるところがありますが、あーなるほど、と思う箇所も多々あり、大変参考になった次第です。

自分にとって勉強になったと思うことを12個ピックアップしてみました。備忘のためにもこちらにまとめます。

  1. モノやサービスを1回売って終わりにしないようにしたほうが良い。会費、購読料、手数料、など繰り返し収入が発生するように仕組みを考えたほうが良い。将来の見えない変動売上よりも確実な固定売上。確かに定期固定収入のほうが経営が安定しますね。
  2. 一回作って、あとは最低限の手間で済むものが良い。書籍、楽曲、発明、など。アプリ開発もありますが、メンテナンスの手間が大きいでしょうか。
  3. 何かの方法やり方を考えたら、自分でやらずに人に売るまたは貸すことによって、寝ながら稼げる。
  4. 複利効果を使ってお金でお金を増やす。これはよく言われる話ですが、まず最初に元手が必要ですけどね。
  5. 株式・公社債等のリスク投資は、リスクゆえに税制面でも優遇されている。これを活用しない手はない。最近で言うと、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)ですかね。ただし証券会社は手数料で寝ながら稼いでいる。彼らの手数料に注意。
  6. お金持ちになりたいなら、分散投資よりも集中投資。ただし、お金には色をつけて管理すること。病気・失業などの緊急対策用、長期投資用、成長投資用、人生を楽しむ用、など。
  7. 株の売買は、「空売り」を活用したほうが良い。これは駄目だと思う会社を見つけたら空売り。また、5~10%のストップ・ロス・オーダーを必ず入れて保険をかける。ずっと市場の様子をモニターしている訳にも行きませんしね。
  8. 家は借りるより買ったほうがよい。家賃は自分に払うほうが良い。
  9. 投資用不動産は場所が全て。必ず市役所に出向いて都市計画課に相談、場所の過去や未来について理解を深める。
  10. 人目がつくところは、どこでも広告収入を得られる可能性がある。ネットでもリアルでもそれは同じ。
  11. フリーミアム戦略とは最も良いものを無料にして、その他の商品やサービスで稼ぐ考え方
  12. 世界最大の産業は観光業。今後の日本で観光業に関与して寝ながら稼ぐ方法はありそうですね。

何事も勉強ですが、情報収集して具体的に動く者が勝つ!ということだと思いました。

安全なシニア起業の方法はこれだ

週刊東洋経済の2017年9月30日号に「定年後の仕事選び」という特集記事が出ていて、興味深いものでした。

まず、ここ最近は企業希望者も実際に企業する人も、だんだん若い人からシニア世代に移ってきているとあります。少し古いですが2014年の中小企業白書によると下図のとおりとなっており、2012年に起業した人の3人に1人は60歳以上です。

理由は金銭的な問題(年金だけだと足りない)がまず第一にあると思います。平均余命が80歳としても、定年後まだ20年近くもあり、この間の家計ファイナンスをどうするのか?という問題があります。人口構造が少子化・高齢化ですので、公的年金が減っていくのは当然のシナリオで、それに備える人が増えてきたと考えられます。

60歳というと現代ではまだまだ元気で活躍できる人も多く、そういう意味でもチャレンジしたい人が増えているのだと思います。

起業希望者と起業家の年齢別構成の推移 (出典:中小企業白書2014年)

ではどういう仕事で起業しているのか、というと、下図のとおり60歳以上の場合4割近くが「サービス業(他に分類されないもの)」で、次に多いのが「不動産業・物品賃貸業」となっています。要するに、これまでの経験や知見を生かしたコンサルタントのような仕事だったり、資格を生かした仕事だったりするのかと思います。不動産業というのはいわゆる賃貸アパート経営とか大家さんのような仕事でしょうか。

性別および年齢別の起業分野(出典:中小企業白書2014年)

ではこういった定年後の仕事を開始するにあたって、どのように始めれば安全で失敗しにくいでしょうか?

東洋経済の記事によると、そのひとつの方法は会社に勤めているうちから準備を始めることと、とあります。つまり、会社から安定した収入があるうちに、その会社を辞めることなく準備を始め、試行錯誤を開始するのです。これは副業を行うということなので、その会社が副業を認めてくれることが前提ですが、実際に業を営まずに様々な準備をするだけなら副業禁止の会社でもできるはずですので、有効な考え方だと思います。

もし副業が可能であれば、実際に仕事をするということになりまが、これまでの経験を生かした仕事といってもなかなか難しいかと思います。資格がなにかあれば、それを生かした仕事を始める、またはクラウドソーシングのようなサービスを使って単価発注ベースの仕事をするという方法も考えられます。まさに、上記データの「サービス業(他に分類されないもの)」に該当するような仕事です。

クラウドソーシングについて言えば、市場には各種サービスがありますが、東洋経済の記事では、特にシニアが経験を生かして働ける環境を提供できるものとして、経済産業省の関東経済産業局が運営している「マネジメントメンター登録制度」と、「ビザスク」というサービスを紹介しています。

マネジメントメンター登録制度は、公的機関が退職(予定)者とその経験を生かしたい中小企業をマッチングさせる制度で、登録すると企業との個別面談会に参加することができます。面談を通じて自分がもっている経験スキルが生かせる企業と契約して仕事することになります。退職予定者でも登録できますので、うまく仕事が見つかればスムーズに退職後のキャリアに入っていけると思います。

一方、ビザスクは「日本最大のスポットコンサル」とあるように、企業側から単発の仕事を募って、アドバイザーとして登録した人とマッチングするサービスです。企業としては特定の経験スキルを持った人材を単発で活用することができるため、より柔軟な人事を採用することができます。退職予定のシニアにとってもアドバイザー登録によって仕事を紹介してもらえるメリットがあります。

シニアが起業する場合、最初の難関はどうやって集客・営業するか?ですので、最初はこういったマッチングサービスを使って、個人事業主としての経験を積みつつ、これまで勤めた会社とは違う人的なネットワークを広げていく、という意味で意義があるものと思います。

 

2017ブロガーズフェスティバルに行ってきた

タクスズキ氏の著書「副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト」を読んでいて「ブロフェス」なるものの紹介がありました。調べたところこれはブロガーズフェスティバルというもので、ブロガーの祭典ということがわかりました。年に1回で今年は来月(9月30日)じゃんということで、早速申し込みしました。早割り期間は終了しており参加費5000円。

自分はブロガー業界のことがあまり分かってないのですが、成功しているブロガーさんの体験談を聞くことは大変刺激的で勉強になった次第です。都合で4時くらいまでしか居られず、ライトニングトーク以降に参加できなかったのですが、参加費は安いと感じました。

中でもマネタイズの話題で話された Ayanさんのお話は参考になりました。これまで知らなかったことをいろいろ聞けてよかったです。

全体を通じて思ったこと感想は次のとおりです。

  • ブログで効率的にマネタイズするためには、マネタイズしやすいマーケットを狙う必要があるなと思いました。女性・子供・高齢者をターゲットとしたブログは効率が良さそう。確証はないですけど。
  • ニッチな記事のほうが返ってマネタイズしやすいように思いました。例えばグーグルアドセンスは記事の内容に合わせて適切な広告を配信するようになっており、読者のニーズにあった広告が出やすいからです。グーグルアドセンスは以前は本文と全く関係ない広告とかが出たりしたこともありましたが、最近はたぶんAIによるフィルタリング機能が発達してニッチな記事でもフォローしてくれる気がします。
  • ステマではない記事広告というマネタイズ方法があることを初めて知りました。広告主もブロガーに書いて欲しいと思っているということで、そういうものかと。そのブロガーにどのような影響力があるのかが可視化できるようなサービスがると、広告主もお金出しやすいだろうな、とか思いました。
  • 文書と写真の話がメインで、動画の話が無かったように思いました。ブログと動画はどうレバレッジされていくのだろうか?小学生がユーチューバーを見まくっている時代ですし、このレバレッジは大事かなと。答えは無いのですが。
  • ブログ用に撮った写真が売り物になる、というも気づきでした。考えたこともなかったけれど、確かにこれは写真を撮るモチベーションになりますね。珍しいものであればあるほど、写真素材としての価値は上がるかと思います。

いろいろ勉強させてもらい、運営に携わったみなさんに感謝です。これだけの会を運営するのは準備が大変だったはず。来年もまた宜しくお願い致します!

UWSCというWindows自動化ツールが超便利だった



普段プロジェクトマネージャーなどやっていますと、時として単純作業をやるはめになります。今回も業務システムの更新があったのですが、データを古いシステムから新しいシステムに移す必要がありました。

データ・マイグレーション

この作業はデータ・マイグレーションと呼ばれて、普通は自動化を考えます。データベースからデータベースへ直接入れることも考えられますが、現実的にはいったん対象のデータをExcelなどに落として、加工修正やごみデータのクリーンアップを加えて、整理したうえでExcelからターゲットのデータベースにローディングするということになります。

データ量が少なければユーザーが自分でアップロードすることもありますが、ローダーといわれるツールを使ってIT部門が一括してデータを取り込むのが普通のやり方かと思います。

ところが・・・予算の都合とか、データ量とか、いろいろな都合で、「手で入れて」という話になることも現実には多いです。つまり古いシステムにデータを表示して、それをコピペで新しいシステムへ1件1件手入力で入れていく、ということです。




データ・マイグレーションはうまくいかない

実際のところ、データ・マイグレーションを自動的に行ってもうまく行かないという経験をなんどもしています。データにゴミが混じっていたり、マイグレーションの設計ミスとか、いろいろ理由はありますが、100%きれいにデータが移って満足したためしはありません。

そうなると、やはり頼るべきは人手・人力です。工数がかかって無駄のような気がしますが、マイグレーションエラーの後処理を考えると結局コストが安いかもしれません。むろん件数・内容にもよりますが。

そんなわけで、今回は自分もこの人力入力に参加することに。数千件のデータのコピペですが、単純なコピペではなく、若干の条件分岐もあり、面倒なことこの上ないのです。非常に疲れますし、虚無感に襲われまくります。

こんなの自動化できないのかなーと思い、調べてみたこところ、ありました。UWSCというフリーのツールが。

Windowsの動作自動化ツールUWSC

こちらのツールを使うと、定型的なWindowsの動作を自動化することができます。

UWSCを使った具体例についてはこちらの記事を参照しました。

UWSCでパソコン自動化!単純作業で消耗しない仕事術

こちらの記事にあるとおり、自動化といっても難しいプログラミングは必要ありません。基本的に定型動作を記憶させて、それを再生することができるのです。




UWSCでどんな作業ができるか

自分の場合でいうと、Excel画面に切り替える→あるセルのデータをコピーする→ツール画面に切り替える→ある項目にデータをペーストする→またExcel画面に切り替える→その隣のセルのデータをコピーする→ツール画面に切り替える→1つ下の項目にデータをペーストする、以上を7-8項目について行って、最後にツール画面の保存ボタンを押して1回転終了、という感じです。

これを自動化してPCに繰り返し作業してもらうことで、退屈な手作業から開放されます。また作業ミスが激減します。人間が同じ作業を繰り返すと、どうしても集中力が切れてミスしがちです。自動化だとその心配がありません。

UWSCを使う上でのコツ

ただ、これをやるにはいろいろとコツがあることが分かりました。

  • マウスの動きやキーボードの打鍵を記憶してそのとおり動くだけ、なので、マウスポインターの位置がずれたりするとうまく動作しない。ターゲットとなるデータやツール項目の位置が同じ場所にあるように工夫する必要があります。このため、例えばExcelのカラムサイズを変えたりするととたんに位置がずれてしまい、また記憶からやり直しになります。
  • 早く操作しすぎると記憶されないことがある。マウスの動きやキーボードの打鍵が全部キャプチャーできないことがありますので、なるべくゆっくり操作して記憶させましょう。
  • ゆっくり操作する分作業が遅い。人間が手作業でやったほうがスピードは速いです。このあたりは作業量・件数と作業者の品質のバランスでしょうか。
  • 自分の環境のせいかもしれませんが、キーボードの打鍵に弱い。マウスの動きやクリックのほうが確実にキャプチャーされるようでしたので、なるべくキーボードを使わないようにしていました。データのコピーなど日ごろはCtrl+Cですが、マウス右クリックからコピーするようにしたほうが確実です。
  • 記憶させる際には一連の動作をある程度の固まりに分けて、別々に再生するようにしたほうが良い。一連の動作をひとつのキャプチャーにしてしまうと、どこか1箇所でも変更があると最初から全部記憶しなおしになってつらいです。そういう被害を少なくするために、固まりに分けてキャプチャーするようにしましょう。

こんな感じで試行錯誤のなかから、自分なりのやり方を見つけてください。私の場合はこのツールを使ったおかげで、1台のパソコンに自動化作業をやらせつつ、別のパソコンで同時に別の仕事ができて、とても生産性高く仕事することができました。お試しあれ!



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【ヨーロッパ旅行】日本で買ったSIMをフランスで使った話

ありがたいことに2017年9月に一週間ほど休暇を頂きまして、フランスとベルギーに行ってきました。旅行中のネット接続をどうしようかということで、いろいろ検索したところ、下記のプリペイドSIMをアマゾンで発見。早速購入しました。

今回はその際の設定方法や現地での使用について書きます。

最近ではほとんどのホテルや特急列車にも無料WiFiが導入されていますし、以前と比べて高速で安定しており結構十分だったりします。ただ、外を歩いていてネット接続が必要になる場合もあると思い準備しました。かといって現地でSIMを購入するというのも面倒ですし時間ももったいないですしね。


モバイルルーターを使用

まず今回の環境ですが、上記のSIMはAterm MR04LNというモバイルルーターに入れて使いました。モバイルルーターを使えば複数のスマホやタブレットで使えるからです。その必要が無ければSIMフリーのスマホ1台で充分かと思います。

 

準備の注意点

MR04LNの準備での注意点は下記のとおりです。

  • このルーターは3G専用のSIMでは動作しない。上記のSIMでは問題なかったですが、これではまっている方も多いのでご注意ください。
  • 海外で使うための詳細設定はルーター単体ではできない。Bluetoothとかで別のパソコンに繋げてブラウザ経由で設定する必要がある。このため日本にいるうちに設定しておいた方が良いと思います。私もそうしました。
  • SIMサイズがMicro SIM。スマホで使うことが多いNano SIMではないので注意が必要。上記のSIMは両方対応できますが、切り取り線に沿ってカッターで切る必要があるので、これも日本にいるうちにやったおいた方が良いです。

 

設定方法

次に設定方法は、次のNECのマニュアルWebページの内容が参考になりました。私はこちらの2つでできましたので、ご参照ください。

使ってみた感想

実際の使い勝手については下記のような状況でした。

  • シャルル・ドゴール国際空港に着いてすぐにルーターの電源をオン。電波は捕まえましたが、SIMのロックを外すためのパスコード入力を促される。購入した時のパッケージに書いているコードを入力、問題なく繋がった。
  • その後もフランス国内では概ね順調に接続できた。速度も問題なし。ただし、田舎や地下鉄では電波が来ておらず繋がらなかった。これはそういうものなのかも。
  • 度々SIMのロックを外すためのパスコード入力を促され、これを入力しないと繋がらない。何らかの設定で回避できる問題かもしれません。
  • 途中ベルギーまで出かけたが、ベルギーでは繋がらなかった。これもそういうものなのかもしれません。

 

以上、今後旅行される方の参考になれば幸いです。

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会社の安全性をチェックするための指標

会社の経営を評価するうえで重要な観点のひとつはその会社の安全性です。安全性とは支払能力があるかどうか、何かあったときに簡単に倒産したりしないかどうか、ということです。自身が会社を経営する場合はもちろん、取引先を見たり投資先を見たりする場合にもこの安全性をみて、適切な経営が行われているかどうかチェックします。

この安全性についてはいろいろな書籍やWebサイトで解説されていますが、今回は「1秒で財務諸表を読む方法(実践編)」で紹介されていた内容について、自分自身の備忘も兼ねてまとめます。詳しくはこちらの書籍を参照なさってください。

安全性の分析指標

まず、安全性の分析指標について。以下の4つがあります。

  1. 手元流動性
  2. 当座比率
  3. 流動比率
  4. 自己資本比率

そして短期的な安全性を示す手元流動性から長期的な安全性を示す自己資本比率まで、1→2→3→4の順番で検証していきます。

 

手元流動性

手元流動性(比率)は、(現預金+すぐに現金化できる資産+すぐに借りられる与信枠)の合計をその会社の月商で割った値です。つまり、1か月分の売上に対して、すぐに支払いに回せるキャッシュがどれくらい(何か月分)あるのか?ということになります。中小企業の場合、これが1.7ヶ月程度を超えていれば安全とされます。

 

当座比率

当座比率は、当座資産を流動負債で割った値です。当座資産は(現預金+売掛金+受取手形+有価証券-貸倒引当金)の合計額です。これらは比較的容易に(1年以内に)現金化が可能な資産で、手元流動性の場合と異なり、売掛金・受取手形・有価証券など多少のリスクが伴う資産も含みます。つまり、比較的容易に現金に換えられるものが1年以内に返済予定の流動負債をどれだけカバーできているか?ということになります。中小企業の場合、これが90%程度を超えていれば安全とされます。

 

流動比率

流動比率は、流動資産を流動負債で割った値です。流動資産は上記の当座資産に棚卸資産を加えたものです。棚卸資産は主に在庫や原材料ですので、現金化まで時間がかかります。このため、棚卸資産を考慮した流動比率はより長期的な安全性ということになります。中小企業の場合、これが120%程度を超えていれば安全とされます。

 

自己資本比率

自己資本比率は、純資産(自己資本)を総資産(自己資本+他人資本)で割った値です。自己資本とは社長が自分で準備した元手、株主から出資を受けた資金です。これに対して他人資本とは主に銀行からの借入金などです。借入金はいずれ返済する必要がありますので、自己資本比率とはつまり総資産のうち、中長期的にみて当面返済の必要が無い金額の割合ということになります。中小企業の場合、どうしても借入が多くなりますので、これが20%程度を超えていれば安全とされています。ただし、投資先や出資先を選定する場合は相手先の自己資本比率が50%程度を超えていることが望ましいとされています。

 

普通の大人が読書量を増やす4つの方法

普通の大人の読書量は極端に少ない

この1年ぐらいいろいろあって、読書量がすごく増えました。だいたい毎月15から20冊くらいの本を読んでいます。ネットで調べますと、大人の平均読書量は月に2.58冊(マイナビ調べ)という統計があり、全く本を読まないという人も36%いると出ています。理由は「忙しいから」とか「ネットで十分」というもの。まあ確かにそうかもしれません。

読書の効果

ですが、本を読むことが習慣になってくると、知識の幅が広がって多面的な考え方が出来るようになり、結果として自分の行動が変わってくるという実感があります。本を読むことはインプットなのですが、なんとなく同時にアウトプットの質も量も改善されるような感じがします。なので、本はやっぱり読んだほうが良いように思います。

プロのやり方

とはいえ、忙しい一日のどの時間に本を読んだら良いのか?どうやって読んだら良いのか?ということが問題になります。専門家の中には読書を仕事にしている人もいて、例えば作家の佐藤優さんがその著書「読書の技法」や「僕らが毎日やっている最強の読み方」(池上彰さんとの共著)で説明しているような、すごいやり方もある訳ですが、普通の大人である私がどのようにやっているのか、紹介したいと思います。

私のやり方 (1)Kindle本を読む

自分の場合、AmazonのKindle本を読み始めてから読書量がぐっと増えました。その理由は簡単でスマホで読めるから、です。特に新書など文字中心の本はほぼiPhoneのKindleアプリで読んでいます。会社の行き帰りの電車の中とか、ちょっとした空き時間にちょこちょこ読むと意外と読み進めることができます。なにより本を持ち歩く必要が無いのが良いです。

また、Kindle本は毎日日替わりセールがありますし、不定期ですが特定の出版社の本が50%引きとかセールがあって、とても安く本を買うことが出来ます。コーヒー一杯程度の値段で1冊買えればとてもお得な気がします。

私のやり方 (2)どこでも本を読む

上記(1)とも繋がっていますが、KindleですとiPadやKindle Fireなど様々なデバイスで読めますので、寝る前はベッドでiPadで読むとか、お風呂にKindle Fireを持ち込んで読むとか、時と場所によって読み方を変えることで読書量が増えます。

私の場合、図や絵が多くiPhoneでは読みずらいレイアウトの本はiPadで読んでいます。またリラックス系の本はお風呂でKindle Fireで読んでいます。お風呂でKindle Fireを読むことを「Kindle浴」といって、ググるとやり方(水没に対する対処法)がたくさん出てきますので、参考にしてください。Kindleですと安いので、お風呂に持って入る心理的ハードルも低いです。

私のやり方 (3)図書館を利用する

自宅から徒歩圏に2つ公立図書館があるため、よく利用させてもらっています。いまどきの図書館は読みたい本をインターネットで検索して予約することができ、準備ができるとメールでお知らせしてくれますので、大変便利です。

図書館で借りて読むメリットは2つあって、ひとつはもちろん無料ということです。月に20冊も読むと本代がばかになりませんので、無料は本当にありがたいです。もうひとつは返却期限(2週間)が切られているということ。期限が決まっているとおしりに火がついて、焦って読みますので、読書量が伸びます。ただし、借り物なのでお風呂で読んだりとかは出来ないのが残念な点です。

私のやり方 (4)速読する

やはり量をこなすには速く読むことが必要です。速読というと眼を早く動かしたり、特殊な技能のような感じがしますが、そうではないやり方もあります。これは「王様の速読術」という本から学びました。すこし慣れれば誰でも速く読めるようになると思います。

まとめ

以上のように、Kindleや図書館を活用していつでもどこでも速く読むという習慣がつけば、毎日忙しい方でもわりと楽に月15冊くらいはこなせるようになると思います。読書は投資の対象としても費用対効果が大変高いです。お試しあれ!

 

法人税申告書と作成順序

2017年9月5日にJDLさんで「法人税申告書」の講習会に参加しました。

法人税の場合、たくさんの別表があり、どれを使うのかはその法人の状況によって異なるわけですが、JDLの講習では一般的な法人を対象として、特殊なケースを考えずに申告書を作成する場合、どの別表をどういう順序で作成したらスムーズかという観点で教えてくれました。

税理士試験の法人税受験時代の理解とはちょっと違っていて、あくまで実務ベースでミス無く効率的に申告書を作成するためのステップとしてとても参考になりました。こうすると数字がスムーズに流れていきます。

備忘のため、その順序をメモしておきます。

 

まず国税から

1) 別表五(二) 租税公課の納付状況等

2) 別表五(一) 利益積立金額

3) 別表二 同族会社等の判定

4) 別表十六(二) 減価償却資産の償却額

5) 別表十五 交際費等

6) 別表十一(一の二) 一括評価金銭債権に係る貸倒引当金

7) 別表八 受取配当等

8) 別表六(一) 所得税額の控除

9) 別表四 所得の金額

10) 別表一(一) 各事業年度の所得に係る申告書

 

次に地方税へ

11) 第六号様式別表十四 基準法人所得割額

12) 第六号様式 都道府県民税・事業税の申告書

13) 第二十号様式 市町村民税の申告書

 

もう一度国税へ戻る

14) 別表四 損金経理をした納税充当金

15) 別表五(一)利益準備金、積立金、繰越損益金

実際には行きつ戻りつするわけですが、あるべき流れとして押さえておきたいと思います。

日本人の生産性と過剰サービス

生産性が低い日本人

日本人の労働生産性が低いという話を最近よく耳にします。公益財団法人 日本生産性本部が2016年12月に発表した資料によると、日本は就業者1人たりの労働生産性においてOECD加盟国35カ国中22位となっていて、21位のギリシャの後塵を拝している状況です。

ちなみに1位はアイルランド、アメリカは3位、お隣の韓国は26位です。フランス、ドイツ、イタリアなどははるか上の順位にいます。

この結果になんとなく、納得いかない感じがする訳です。ギリシャには一度行ったことがあるのですが、お昼には2時間くらい店が閉まっていました。のんびりと昼食をとったりお昼寝したりするのでしょうか。そこよりも生産性が低いってどういうことでしょうか。少なくとも周りをみると、皆あくせく仕事しているのに、です。

なぜ生産性が低いのか?

ひとつ思い当たるのは、日本人の仕事が丁寧すぎるという点です。おもてなしとか、思いやりとか言いますが、時として単なる過剰サービスという場合があります。コンサルティングをしていると、顧客満足を過度に意識しすぎて、かえって効率を落としている事例を多々目にします。

一度でもミスがあって、お客様からクレームを受けると二度と繰り返さないように、厳重なダブルチェックを行うため、効率が下がります。日本のお客様の場合、なぜミスをしたのか再発防止策は何なのか、書面で報告せよ!ということがありますが、こういう過度な品質意識が全体としての生産性低下を招いているように思います。そういうお客様も自分のお客様から同じような要求を受けているはずなので、まさに負の連鎖です。

一方諸外国のお客様の場合、ミスがあっても修正されればそれでOKということが多いです。それ以上は追求してきません。品違いがあっても正しい製品を送りなおせばそれで終わりです。日本であれば、なぜ間違えたのか、二度と起きないか、しつこく聞いてきますが、そういうことは普通起きません。

自分だったらどうするか?

こういう日本=高品質という思い込みが、全体の生産性を下げ、市場での競争力を奪っているのかなと考える次第です。何事もやり過ぎはいけませんよね。少しぐらいおかしなことがあっても結果オーライでどんどん先に進んでいったほうが全体として成果が出ます。自分がお客様にコンサルティングするときは、そういう過剰サービスの見直しをお願いすることにしています。まあリスクは伴いますので、腹をくくった決断が必要な場合が多いですけどね。

 

フリーランスと独占禁止法

本日(2017年9月3日)付けで毎日新聞が次のように報じました。

フリーランス:独禁法で保護、公取委検討 労働環境改善へ

フリーランスと独占禁止法にはどういう関係があるのだろうか?と疑問に思い、調べてみました。

独占禁止法とは

独占禁止法とはそもそも「公正かつ自由な競争を促進し,事業者が自主的な判断で自由に活動できるようにすること」を目的としており、フリーランスである個人事業者においても自主的な判断で自由に活動できるように保護の対象と考えられるということです。

会社員のように事業者と雇用契約があれば、労働基準法で保護されていますし、事業者として請負契約があれば、独占禁止法の保護がある訳ですが、このどちらにも属さないフリーランスはグレーゾーンとなっていて、企業側が不利な条件を押し付けたり出来てしまうことが問題ということです。

どうしたら良いのか?

会社をいったん辞めて、その会社からフリーランスとして仕事をもらうような形態がありますが、法律的にはかなり不安定な身分ということになります。プログラマーやデザイナーのような専門的な技術がある人材の場合、競合他社に引き抜かれないように不当な条件で契約してしまうということも実際にあるようです。

フリーランスの仕事をするなら、出来る限りしっかりとした請負契約を結ぶようにしましょう。

個人的には、会社員であっても自主的な判断で自由に活動できるべきで、利益相反が無い限り副業・複業は認められるのが望ましいと考えます。いまだ多くの日本企業が就業規則で副業を禁止しているのは、経済が低迷するなかで労働力の流動性を落とすことになりますから、非常に残念な話です。

企業に勤めながらでも副業・複業でどんどん活躍できる人材が豊富にいるのに、もったいないですね。私の場合、幸いなことに勤めている会社(外資系)が副業・複業を承認してくれるのでありがたい限りです。これから社会に出る就活生はそういう観点からも志望企業を見たら良いと思います。転職を考えているなら、副業・複業を承認してくれる所を探すのもありですね。