この記事は「テレワークでどこにいても仕事できるようになりました。もっと環境の良い場所に移り住みたいのですが、どこが良いでしょうか?」といった疑問に答えます。
目次
コロナ時代の住まい探し
新型コロナウイルスの感染拡大は私たちの生活のあり方を変えてしまいましたが、中でも大きなインパクトとなったのは在宅勤務(テレワーク)の導入と浸透でしょう。会社員であれば朝起きて会社に行くことが普通だったのが、家から仕事をするのが普通になりました。
在宅勤務で家から仕事したとしても、私自身の場合もそうですが、ほとんど支障はありません。支障があると思われた部分も Web システムを使ったリモート会議などテクノロジーの活用によって多くは問題解決されています。
そうなると、これまでの会社に行くという行為自体が「一体何だったのか?」ということになり、会社でなければ仕事できないということが単なる固定観念だったということに気づかされたわけです。
会社に行く必要がないのであれば、正直どこにいても仕事ができるということになります。もちろん人混みの中に出て行っては本末転倒ですから、3密を避けつつ仕事ができる場所で環境の良いところが良いという考え方になります。
人ごみを避けられる場所に住む
実際にそのように考えて住む場所を変える人が多くなっていると言われています。以下は、内閣府が2020年6月21日付で発表した「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」からの引用です。
こちらのとおり、都市圏から地方移住への関心が高まっており、とくに若い世代でその傾向が顕著になっています。
みんな人ごみを避けて暮らしたいのです。
「トカイナカ」に住む
人ごみを避けて暮らしたいけれど、完全に山の中は生活に不便ですし、時には仕事または生活で都市圏に出ていくこともある、という「真ん中ぐらいの感じ」が理想です。そういった場所のことを「トカイナカ」と言うそうです。
都会と田舎の真ん中なので「トカイナカ」です。いまこのトカイナカが注目を集めており、東京都心などから移住するひとが増えています。
具体的には東京圏なら都心から電車で30分~60分くらいの距離のベットタウンや、各県の県庁所在地のような場所です。例としては私の生活拠点である「所沢市(埼玉県)」や「鹿児島市」といったところがまさにトカイナカです。
なぜ「トカイナカ」が良いのか?その理由は次のようなものです。
- 「スーパー」「病院」「学校」「公園」といった生活インフラが整っている。
- 1時間以内で都心など街に出られる。
- ちょっと郊外に出るともう田舎。野菜直売所なども充実。
- 場所にもよりますが「静か」で落ち着いた環境。
- 駅近でも都心に比べれば住宅コスト(家賃など)が安い。
特に住宅コストは都市圏に比べるとかなり安くなるのが一般的です。家賃などは家計の中でも大きな部分を占めるものですから、ここを下げられるメリットは長期的にみて大きなものです。
トカイナカの賃貸物件探しをするなら、ネットを使った物件探しをされると思います。賃貸物件サイトは様々ありますが、例えば以下の「キャッシュバック賃貸」だと入居決定で引越し祝い金がもらえるという特典が付いています。
こういった感じのキャッシュバックが付く、めずらしい物件サイトです。
リゾートに住む
東京圏なら都心から電車で30分~60分くらいの距離というと、駅前などはまだまだ結構な人ごみとなる場合もあります。
そこで、思い切ってリゾート地に住んでしまおう、という方も多くなっています。いわゆる「コロナ疎開」です。
こちらのニュースによると、リゾート地の不動産に関する問い合わせが増えており、伊豆や那須・軽井沢・箱根・湘南・富士山麓といった東京周辺のリゾート地への移住を考える人が増えているようです。
コロナ禍で「コロナ疎開」や「テレワーク移住」はトレンドになる?(Yahooニュース 2020年7月22日)
こういった場所であれば、必要なら東京への日帰りも可能であり、整備されたリゾート地であるため暮らしやすいからと考えられます。トカイナカよりもよりリアルな自然に近いので、趣味や子育てのためにそういう環境を好む方であればぴったりです。
とはいえ、いきなり別荘を買うとなると安くなく、リゾート地へのコロナ疎開に興味がある方は、まずは体験宿泊から試して、各地の様子を把握することから始めると良いです。
別荘を使う分だけ所有するスタイルのポイントバケーションリロが実施しているリゾート体験宿泊があり、箱根・那須・蓼科といった場所に以下の料金でお試し宿泊することができます。
ポイントバケーションとは入会金と年会費を払って、その金額に応じたポイントをもらい、そのポイントを使ってリゾートに宿泊する仕組みです。必要ポイントは施設や時期によって異なります。
体験宿泊はお試しに過ぎないので、体験を兼ねてその土地の様子、他の物件の相場などを見るために行ってみても良いのではないでしょうか?
詳しくはこちらの公式サイトよりご確認ください。
以上、コロナ時代の住まい探し。人ごみの都市部を離れて田舎へ移住するには、という話題でした。いずれ「昔の人は通勤とかしていたらしいね」という時代が来るでしょう。通勤時間ほど無駄なものはなく、どこにいても仕事ができるという時代は来るべくして来たのだと思います。この変化を好機と捉えて前向きに活用していきましょう。
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