この記事は「自分のお店(会社)のホームページがまだ無いので準備したいのですが、低予算でかっこいいホームページを作るにはどうすれば良いですか?」といった疑問に答えます。
目次
低予算で作る「かっこいいホームページ」
個人事業主や小規模事業者の場合、まだまだホームページを持っていないという場合が多くあります。こういった事業者の方はあまり技術的なことがよく分かりませんから、ホームページ制作業者の営業を受けて非常に高額な契約をしてしまう、という例をいくつか見たことがあります。
実際にはもっと低予算で「かっこいいホームページ」を作ることができます。
今回はそういったホームページ初心者に向けてかっこいいホームページを作る方法を紹介します。
初心者でもできるホームページの作り方
初心者向けのホームページ制作方法には主に次の3つがあります。
- 無料のホームページ作成サービスを使う
- WordPressを使って自分でホームページを作る
- やっぱり外注する。ただし低予算で
以下にそれぞれ説明していきます。
無料のホームページ作成サービスを使う
完全無料でホームページを作成できるサービスとしては、ペライチ(Peraichi)、 ジンドゥー(Jimdo)、ウィックス(Wix) といった様々なものがあります。
どれも基本的には、あらかじめ用意されたテンプレートから好みのものを選んで、カスタマイズする(自社用の内容に書き換える)という使い方になります。テンプレートそのものを変更する自由度は低い場合が多いので、完全に自分のイメージ通りのものができるとは限りません。
ですが、それなりに見た目の良いホームページが1~2時間の設定作業であっという間に完成します。
中でも個人的にはペライチが使いやすいと感じます。拡張性がありますので有料プランに変更すればかなり本格的なホームページの作成も可能です。またペライチの場合は無料でも余計な広告などが入りませんので、事業で扱いやすいです。
こちらのページは私がペライチを使って実際に作った「ランディングページ」と呼ばれるホームページです。ランディングページとは1ページに必要な情報をすべて詰め込んだもので、ネット広告の出稿などによく使われます。
税理士法人船津会計
https://peraichi.com/landing_pages/view/funatsukaikei
このページを作成するのに1時間程度しかかかりませんでした。おそらく初心者の方でも2時間もあれば出来てしまうものです。
公式サイトより会員登録して少し触ってみるとイメージが湧きやすいです。
無料のホームページサービスを作成利用すると、「ドメイン」と言われるインターネットのアドレスがそれぞれのサービス事業者のものになります。ペライチの場合であれば「peraichi.com」という部分です。
この部分を自社のアドレスに設定するためには、この「ドメイン」を取得する必要があります。ドメインの取得は無料ではすることができず、業者を通じて有料で取得します。
例えば、以下の「エックスドメイン」のようなサービスで申し込むと自社専用のアドレスを取得することができます。取得に要する費用は場合によって異なりますが、年間で1,000円ぐらいからという低価格で取得することができます。
自社専用のアドレスを取得できたら、それをペライチなどの無料のホームページサービスに設定して自社のホームページとして運用することができます。
以上のやり方が最も低価格でかつ簡単に「かっこいいホームページ」を作る方法です。
WordPressを使って自分でホームページを作る
(1)WordPressとは
無料のホームページ作成サービスではあらかじめデザインされたテンプレートを使いますので、自分のこだわりとかイメージと違うという場合があります。このような痒いところに手を伸ばすためには、自分でホームページを作るということになります。
ホームページの制作方法としては、現在では「WordPress(ワードプレス)」という無料で使える制作管理サービスがあります。世の中のホームページの過半数はこのWordPressで制作されていると言われるほどポピュラーでは一般的なものです。
WordPress を使ったホームページの制作は上述の無料サービスと比べて難易度が1ランク上がります。すこし技術力が必要ということになります。
ただし、プログラムを組むほどの難しさではないので、一念発起して勉強すれば非エンジニアの方でも取り扱うことができるようになります。実際に専業主婦など技術と縁遠い人もそうして使っています。2~3日時間を取れる日を見つけて集中して取り組めば、比較的簡単にマスターすることができます。
(2) WordPress の勉強方法
WordPress の勉強方法は様々あり、 Google などで調べながら進める方法が一般的ですが、初心者向けには体系的な学習をするのがおすすめです。そのためには以下の「ホームページアカデミー」のようなまとまったオンライン講座を受講するのが近道です。
ホームページアカデミーでは、WordPressの設定からホームページの完成までを順を追って勉強することができます。オンライン講座の費用が13,000円かかりますが、体系的な学習をしないと挫折したり無駄に時間がかかるので、元が取れる初期投資です。
私は自分で独学しましたが、今となってはこういうしっかりした講座を受けておいた方が良かった、と後悔しています。ケチってむしろ損しました。
(3)レンタルサーバー契約が必要
WordPress を使ってホームページを作る場合には、レンタルサーバーと言われるホームページのサーバーを契約して、その上でホームページを作ります。したがって、そのレンタル契約費用がかかることをにもご注意ください。
レンタルサーバーも各社から出ており料金体系も様々ですが、「エックスサーバー」のレンタルサーバーがシェアーNo.1となっています。エックスサーバーのWordPress用サーバー「wpX」の場合年間17,000円からサーバーを借りることができます。
wpXをレンタルすると簡単にWordPressをインストールして使い始めることができます。WordPress には「テーマ」と呼ばれるあらかじめデザインされた「外観」が多数あり(有料テーマも無料テーマもあります)、好きなテーマを選んで自社用にカスタマイズして使います。
このように WordPress を使った場合設定やカスタマイズが自由にできる分、内容に習熟して慣れるまで時間がかかりますが、じっくり取り組めばプロ並みのホームページを自分で作って運営することができます。
プロに頼めば数十万円から100万円以上かかるようなホームページ制作をサーバー代とドメイン代の年間1~2万円だけで賄うことができるのです。
やっぱり外注する。ただし低予算で
無料のホームページ作成サービスでは物足りず、 WordPressを使ったホームページ制作はちょっと自信(時間)がないと言う場合が考えられます。
でもどうしても「かっこいいホームページ」を作りたいという場合には、やはり外注しましょう。ただし、よくメールや電話で営業を仕掛けてくる業者は大抵不相当に高額な不誠実なところが多いです。
よくホームページの制作費をリース契約で行おうとするところがありますが、自分が見た範囲では大抵は不相当に高額です。また、ホームページの制作費は無料でもその後の管理費が異常に高額という場合もあります。こういったところに引っかからないようにしましょう。
世の中には良心的なホームページ制作会社もたくさんありますので、そういう会社を選ぶべきです。
例えば「スマートワンページ」や「会社ホームページ.JP」はそのようなリーズナブルな価格体系の制作会社です。スマートワンページは、制作費用は59,8000円から、管理費用は月額5,000円から依頼することが可能、会社ホームページ.JPは制作費用は80,000円から、管理費用は月額2,000円から依頼することが可能です。
興味がありましたら、下記より公式サイトにアクセスしてお問い合わせいただければと思います。
以上、初心者でもできる「かっこいいホームページ」の作り方、という話題でした。新型コロナウイルスの影響で、以前にも増してすべてのビジネスは何らかのネット対応を迫られています。特別かっこよく無くても良いので、最低限のホームページを備えて「非接触」型社会での販路拡大を準備していきましょう。
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