【インボイス制度】エクセルでできる「シンプル経理ツール」のバージョン4をリリースしました

シンプル経理ツールとは

「シンプル経理ツール」とは私がエクセルをベースに作ったマクロプログラムです。2018年5月にバージョン1をリリースし、これまで多くの皆様にダウンロードして頂きました。

基本機能は、複式簿記の方法による仕訳を行い、その仕訳に基づいて損益計算書や貸借対照表を自動で作成する、というものです。個人事業主であれば、1年が終わって決算したら、損益計算書の数字を国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」の青色申告決算書に転記して確定申告することができます。

「シンプル経理ツール」には無料版と有料版(1980円)があります。無料版では主に上記の基本機能と消費税の概算計算をすることができます。有料版では無料版の機能に加えて、青色申告の要件となっている総勘定元帳の作成や、毎月の推移分析(試算表作成)をすることができます。

無料版はこちらよりお申込み頂ければすぐにダウンロード可能です。

有料版はこちらよりクレジットカード決済して頂ければダウンロード可能です。

ツールの基本的な使い方は以下の動画でご紹介しています。バージョン3とありますが基本的な操作は同じです。

その他、これまでのシンプル経理ツールの紹介は以下の記事などにて行っています。



シンプル経理ツール4で出来ること

「シンプル経理ツール4」はバージョン3に消費税申告書の作成支援機能を追加したものですツール内で申告書に記載する数字を原則として自動計算しますので、その数字を申告書(紙)に転記して税務署に出すだけ、という状態をゴールとしています。(注意:還付申告をする場合は「消費税の還付申告に関する明細書」を添付する必要がありますが、これについて本ツールではサポートしていません)

バージョン4を作った理由として、令和5年10月から始まる「インボイス制度」への対応があります。インボイス制度が始まると、インボイス(適格請求書)を発行する事業者は消費税の課税事業者となり、消費税申告書の作成をしなければなりません。

バージョン4は消費税申告書を低コストで、できれば自分で作成したいというニーズに応えるものです。もちろん最善は税理士に依頼して作成してもらったり、会計ソフトの機能を使うことですが、零細なビジネスではそのコストも負担ですから、なんとか自分でやりたいという方に向けて作成しました。



シンプル経理ツール4使い方動画

シンプル経理ツール4については以下の動画をご覧ください。インボイス制度への対応についてもご理解頂けるよう合わせて説明しています。34分ほどありますが、ご参照頂けますと幸いです。

なお、バージョン4は有料版のみでのご提供となります。こちらよりクレジットカード決済して頂ければダウンロード可能です。ダウンロードファイルはパスワード付きZIPファイルとなります。購入後の画面に表示されるパスワードを使ってZIPファイルを解凍ください。



複式簿記がすこし難しい

シンプル経理ツールはそもそもの前提として「複式簿記」の方法による仕訳が自分でできること、があります。難しく聞こえるかもしれませんが、すこし勉強して頂くか、最初だけ当方のサポートを受けて頂ければなんとか自分でできるようになります。ほとんどのビジネスの場合、多くは同じ仕訳の繰り返しですので、直ぐに慣れるものです。

ちょっと複式簿記の経理を勉強してみたいという方は私の方で以下のYouTubeに一連の説明動画をアップしてありますので、こちらをご覧いただくか、Amazon Kindleから「やさしい経理」という本を出しています(Unlimitedなら無料で読めます)のでお読み頂けますと幸いです。

★ YouTubeチャネル「税理士法人船津会計 所沢事務所」 https://www.youtube.com/channel/UCE5LGAXHsIkOBJTUXDLW0ag

シンプル経理ツールを使いだして分からない場合、サポートを受けたい場合は、有償となりますがご依頼フォームよりご連絡頂けますと幸いです。