確定申告シーズン到来ということで、今年も大変ですね。とにかく確定申告のコストを抑えつつ、手離れよくやっつける方法はないか?ということで、無料で確定申告のサポートを受けられる方法をまとめてみました。
目次
無料で確定申告の相談をする方法
他にもあるかもしれませんが、一般的に次の方法が考えられます。
- ググる
- 国税庁に電話する
- 税務署の確定申告相談に行く
- 税理士会の無料相談を利用する
- 無料相談を提供している税理士に尋ねる
以下、順に見ていきます。
ググる(ネットで調べる)
今どきGoogle検索をすれば確定申告について大抵のことが分かります。かなりレアな事例であっても参考となる記事があるので問題解決できます。
ただしネットで調べて自己解決できる人は、元からそれなりに会計や税金の知識が割とある人です。自分が忘れたりあやふやな点をネットで調べて補完するようなイメージです。
初心者の場合には、ネットで調べるといっても「そもそも何を調べたらい良いの?」という感じで進めることが出来ないことが多いので、「人と話せる」環境のほうが結果的に早いです。
国税庁に電話する
国税庁に電話するというと、何か怖いイメージがあります。私も最初は怖かったです。
ところが実際に電話してみると至って普通。とても親切に教えてくれます。
問い合わせ先はこちらに記載されています。
国税庁ホームページ:電話で相談する(電話相談センター等のご案内)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/sodan/denwa-sodan/index.htm#a-02
ただし、時期にもよりますが、担当の方はいつも忙しそうで、若干雑という感じがします。もうちょっと聞きたいと思っても、こちらが遠慮してしまうパターンが多いです。
税務署の確定申告相談に行く
税務署の確定申告会場に行くと、相談コーナーがあります。こちらには地元の税理士(若手)が駆り出されて、相談を受けてくれます。
(ただし、2020年・2021年とコロナ禍により税理士による会場サポートは中止になっているところが多いです)
当然無料ですし、とても親切丁寧な印象です。
ですが、デメリットは相談コーナーにたどり着くまでの長蛇の列です。確定申告シーズンは朝8時ごろから税務署の入り口前に列ができ、100メートルくらい並んでいるのを見かけます。
正直この消耗が激し過ぎますし、時間の無駄です。並んでいる人の多くは医療費控除のお年寄りだったりするので、一緒に並んで時間を浪費するわけにはいかないでしょう。
コロナ禍のため相談の実施自体が見送られている、または予約制になっている可能性もありますので、あらかじめ税務署にご確認頂いたほうが良いです。
税理士会の無料相談を利用する
税理士会とは文字通り税理士の団体で、全国に地域別に15団体あります。すべての税理士はいずれかの税理士会に所属するルールになっており、この税理士会が社会貢献の一環として無料相談を実施しています。
税理士会の下部組織として「支部」があり、実際にはこの支部が中心となって無料相談会を実施しています。「税理士会 地域名」などで検索すると支部のホームページが見つかりますので、そちらで無料相談会の実施要領をチェックしてみてください。
本格的な仕事の依頼はできませんが、疑問に答えてくれたり、これからどうしたら良いのか?といった相談に乗ってもらえます。ただし、こちらもコロナ禍で予約制など密を避ける体制になっています。
無料相談を提供している税理士に尋ねる
税理士事務所のホームページなどを見ていますと、「相談は無料です!」としている先生がいます。こういった先生に連絡して、相談してみるというのもかなり有効なやり方です。
上記の支部のホームページにはその地域の税理士名簿などが掲載されていますので、そちらで探してみると良いでしょう。
ただし当然といえば当然ですが、無料相談はたいてい初回のみで1回1時間など制限があります。このため不十分に終わる可能性もあります。
無料相談で自分と合うなと感じたら、本格的にお見積りをお願いしてみると良いです。
少しコストをかけても良いなら
少しだけコストをかけても良いと思うなら、私の方でも60分6600円でZoom会議を使ったリモート相談に対応しています。またはメールを使った3日間メールし放題のサポートも行っています。
下記よりご連絡頂ければ幸いです。
以上、分からないことが多すぎる!確定申告のサポートを無料で受ける方法、という話題でした。「今年はなんとか自力で」という方には書籍を参考に挑戦すると良いでしょう。下記の書籍「フリーランス&個人事業主のための確定申告」がおすすめです。
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