講談師「神田松之丞」さんに学ぶビジネスの語り口

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最近「講談」にはまっています。正確には講談師の「神田松之丞」さんにはまっています。講談とか落語とか演芸のことには疎いですし、講談の話も正直よく分からないのですが、とにかく彼の「語り口」がすばらしいです。



講談師「神田松之丞」

引き込まれるような語り口で、しゃべる力が尋常ではありません。まだ35歳の「二つ目」で来年「真打」に抜擢されることが決まっているそうですが、それは当然でしょう。いま日本で最もチケットが取れない講談師だそうで、確かに調べてみても予定されている公演・独演会などは片っ端から売り切れです。

一度本物を見てみたいですが、当分叶いそうもありません。YouTubeにアップされた音源や、ラジオ番組をラジコなどを聴くか、CDを聴くか、という感じになっています。


語り口をビジネスへ応用

彼の語り口の何が良いかというと、話すスピードを早くしたり遅くしたりのコントロール、声の強弱のコントロール、リズムのつけ方、語彙の豊富さと言葉選びのセンス、など全てが勉強になります。

こういった語り口を勉強するとビジネスでも役に立つでしょう。ビジネスにおいても「話す」ということはインターネット時代の今でも重要な基本スキルです。お客さんと話す、同僚と話す、会議で話す、大人数に向かって話す、セミナーで話す、など「話す」機会には事欠きません。まったく話さないことのほうが珍しいです。

そうすると、「どう話すか」が問題です。話し方ひとつで物事をうまく進めることができたり、または失敗したり、ビジネスの重要なファクターとなります。特に相手を説得したり、理解や共感を得ようとするなら、なおさらです。従って、話の内容はもちろん「語り口」のスキルアップは欠かせません



語り口をマネする

講談はストーリーですので、聞き手を引き込む語り口が重要です。ビジネスにおいても相手を引き込む語り口ができると、有利です。講談の本編に入る前の話を「まくら」と言いますが、YouTubeにアップされたものがありますので、下記からご参照ください。この「まくら」も秀逸です。30分ほどで2つの「まくら」が楽しめます。


世の中には「話し方教室」のようなものもあるのでしょうが、神田松之丞さんの語り口を学んでマネしてしまう、というのが手っ取り早い勉強方法のような気がします。実際、自分はそうしています。好きすぎて勝手に似てくるということがあるかもしれませんが、最近では自分の話し方がすこし良くなったような気がします(気がするだけでしょうが)。


以上、講談師「神田松之丞」さんに学ぶビジネスの語り口、という話題でした。神田松之丞さんを知りたい方はこちらの本がお勧めです。

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