普通の大人が読書量を増やす4つの方法

普通の大人の読書量は極端に少ない

この1年ぐらいいろいろあって、読書量がすごく増えました。だいたい毎月15から20冊くらいの本を読んでいます。ネットで調べますと、大人の平均読書量は月に2.58冊(マイナビ調べ)という統計があり、全く本を読まないという人も36%いると出ています。理由は「忙しいから」とか「ネットで十分」というもの。まあ確かにそうかもしれません。

読書の効果

ですが、本を読むことが習慣になってくると、知識の幅が広がって多面的な考え方が出来るようになり、結果として自分の行動が変わってくるという実感があります。本を読むことはインプットなのですが、なんとなく同時にアウトプットの質も量も改善されるような感じがします。なので、本はやっぱり読んだほうが良いように思います。

プロのやり方

とはいえ、忙しい一日のどの時間に本を読んだら良いのか?どうやって読んだら良いのか?ということが問題になります。専門家の中には読書を仕事にしている人もいて、例えば作家の佐藤優さんがその著書「読書の技法」や「僕らが毎日やっている最強の読み方」(池上彰さんとの共著)で説明しているような、すごいやり方もある訳ですが、普通の大人である私がどのようにやっているのか、紹介したいと思います。

私のやり方 (1)Kindle本を読む

自分の場合、AmazonのKindle本を読み始めてから読書量がぐっと増えました。その理由は簡単でスマホで読めるから、です。特に新書など文字中心の本はほぼiPhoneのKindleアプリで読んでいます。会社の行き帰りの電車の中とか、ちょっとした空き時間にちょこちょこ読むと意外と読み進めることができます。なにより本を持ち歩く必要が無いのが良いです。

また、Kindle本は毎日日替わりセールがありますし、不定期ですが特定の出版社の本が50%引きとかセールがあって、とても安く本を買うことが出来ます。コーヒー一杯程度の値段で1冊買えればとてもお得な気がします。

私のやり方 (2)どこでも本を読む

上記(1)とも繋がっていますが、KindleですとiPadやKindle Fireなど様々なデバイスで読めますので、寝る前はベッドでiPadで読むとか、お風呂にKindle Fireを持ち込んで読むとか、時と場所によって読み方を変えることで読書量が増えます。

私の場合、図や絵が多くiPhoneでは読みずらいレイアウトの本はiPadで読んでいます。またリラックス系の本はお風呂でKindle Fireで読んでいます。お風呂でKindle Fireを読むことを「Kindle浴」といって、ググるとやり方(水没に対する対処法)がたくさん出てきますので、参考にしてください。Kindleですと安いので、お風呂に持って入る心理的ハードルも低いです。

私のやり方 (3)図書館を利用する

自宅から徒歩圏に2つ公立図書館があるため、よく利用させてもらっています。いまどきの図書館は読みたい本をインターネットで検索して予約することができ、準備ができるとメールでお知らせしてくれますので、大変便利です。

図書館で借りて読むメリットは2つあって、ひとつはもちろん無料ということです。月に20冊も読むと本代がばかになりませんので、無料は本当にありがたいです。もうひとつは返却期限(2週間)が切られているということ。期限が決まっているとおしりに火がついて、焦って読みますので、読書量が伸びます。ただし、借り物なのでお風呂で読んだりとかは出来ないのが残念な点です。

私のやり方 (4)速読する

やはり量をこなすには速く読むことが必要です。速読というと眼を早く動かしたり、特殊な技能のような感じがしますが、そうではないやり方もあります。これは「王様の速読術」という本から学びました。すこし慣れれば誰でも速く読めるようになると思います。

まとめ

以上のように、Kindleや図書館を活用していつでもどこでも速く読むという習慣がつけば、毎日忙しい方でもわりと楽に月15冊くらいはこなせるようになると思います。読書は投資の対象としても費用対効果が大変高いです。お試しあれ!